\(\lfloor x \rfloor\) という記号を紹介します。ガウス記号、または床関数(floor関数)と呼ばれます。
定義はシンプルです。
\[ \lfloor x \rfloor = x \text{ を超えない最大の整数} \]
いくつか例を見てみましょう。
\[ \lfloor 3.7 \rfloor = 3 \] \[ \lfloor 2.0 \rfloor = 2 \] \[ \lfloor -1.3 \rfloor = -2 \]
負の数に注意が必要です。\(\lfloor -1.3 \rfloor\) は \(-1\) ではなく \(-2\) です。「超えない最大」なので、数直線上で左側(より小さい方向)に動きます。
まあ負の数を考えるとややこしくなってしまうので、いったん正の数という前提で考えましょう。要するにガウス記号というのは、小数点以下を切り捨てる操作です。地味な記号ですが、意外と役立ったりします。